第75回日本老年医学会関東甲信越地方会

ご挨拶


第75回日本老年医学会関東甲信越地方会 会長
東京医科大学 高齢総合医学分野 主任教授
清水 聰一郎


この度第75回日本老年医学会関東甲信越地方会の会長を仰せつかり、光栄に存じますと同時に身の引き締まる思いです。

本地方会は高齢者の興味深い症例を通し、老年医学の臨床をより深く理解していただける場と考えております。
今回は27演題と数多くの応募をいただき、特に14題もの多くの奨励賞候補演題にご応募いただきました。いずれの候補演題も甲乙つけがたく、また一人でも多くの若手の先生に発表の機会を、との思いから初の試みとし奨励賞選考会セクションを2つご用意させて頂きました。最優秀演題賞を巡る熾烈な闘いが予想されますが、ぜひ各医局の思いを背負った若手の先生方の発表をお聞きいただき、活発なご討議を賜われれば幸いです。

また本地方会は,最新の老年医学のトピックを学ぶことが出来る有意義な機会です。特に今回は高齢者医療、老年医学において重要な認知症・神経疾患から糖尿病、うつ病,消化器疾患まで多岐に渡るご講演をいただきます。1日で全身の疾患を学べるいいチャンスですので、ご自身の専門ではない分野のご講演もお聞きいただき、最新の情報に触れていただければと幸いです。

コロナ禍以来、本地方会としては初めての現地開催のみとさせて頂きました。Web開催の良さもありますが、やはり皆様のお顔を直接拝見させていただきながら、活発な質疑応答や、お話させていただけるのが、現地開催の良さと考えております。

皆様に取って有意義な会となりますよう、医局員一同鋭意準備してまいりました。
皆様に現地で直接お会いできるのを楽しみにしております。