会長挨拶
この度、国際医療福祉大学赤坂キャンパスにて第6回日本不育症学会学術集会を開催させていただくこととなりました国際医療福祉大学産婦人科の永松です。
学術集会のテーマは「不育症診療-未来への展望」といたしました。昨今、ゲノム医療の進歩に伴い、着床前遺伝学的検査(PGT)に代表される胚の染色体情報を見る技術が臨床導入されて、体外受精・胚移植の組み合わせにより流産回避を目指す新たなアプローチが出現しています。また、ネオセルフ抗体に代表される免疫学的異常に関する新たな検査法や不育症の治療選択肢として定着している低用量アスピリンとヘパリンに加えて、ガンマグロブリンを用いた治療有効性に関する国内でのエビデンス確立など不育症診療内容が大きな変化を迎える時代となっています。そうした現状を踏まえて、本学術集会の開催が不育症診療の未来への展望について議論を深めるきっかけとなることを期待しています。東京赤坂のアクセスのよい会場での開催で、不育症診療についての最新の話題を詰め込んだ内容を目指して準備を進めますので、皆様の奮ってのご参加をお待ちしております。
第6回 日本不育症学会学術集会
会長 永松 健
(国際医療福祉大学成田病院 産婦人科)
学術集会のテーマは「不育症診療-未来への展望」といたしました。昨今、ゲノム医療の進歩に伴い、着床前遺伝学的検査(PGT)に代表される胚の染色体情報を見る技術が臨床導入されて、体外受精・胚移植の組み合わせにより流産回避を目指す新たなアプローチが出現しています。また、ネオセルフ抗体に代表される免疫学的異常に関する新たな検査法や不育症の治療選択肢として定着している低用量アスピリンとヘパリンに加えて、ガンマグロブリンを用いた治療有効性に関する国内でのエビデンス確立など不育症診療内容が大きな変化を迎える時代となっています。そうした現状を踏まえて、本学術集会の開催が不育症診療の未来への展望について議論を深めるきっかけとなることを期待しています。東京赤坂のアクセスのよい会場での開催で、不育症診療についての最新の話題を詰め込んだ内容を目指して準備を進めますので、皆様の奮ってのご参加をお待ちしております。
第6回 日本不育症学会学術集会
会長 永松 健
(国際医療福祉大学成田病院 産婦人科)